GDB軽量化計画
※家庭用はかり(1kgを超えるものは基本的に0.2kg刻み)で計測したので、誤差が多分に含まれているかも知れません。
なお管理人は足し算・引き算が苦手ですので、計算間違いがあればぜひお知らせ下さい。有効数字がグダグダな点は不問でお願いします。
バネ上編(車両重量に含まれるもの) | ||
項 目 |
軽量効果 |
コメント |
TRUST PE Ti-Rに交換 |
12.3kg |
純正マフラーが17.1kg、TRUSTが4.8kg(インナーサイレンサー付きなら5.7kg)。財布も同時に軽量化。 |
運転席をSP-Gに交換 |
9.4kg |
純正シートが19.6kg、SP-Gが6.4kg。BRID typeIGが約3.8kg。アルミサイドステーで軽い! |
バイク用軽量バッテリーに交換 |
10.5kg |
純正が14.2kg、YUASA製YTZ12S が3.7kg。
1年ほど問題なく街乗りしていたが、 1回ルームランプで上げてしまったあとはダメダメ。以来は競技・サーキット時のみ装着。 |
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マルシェ フロントパイプ |
約2kg(推定) |
軽いはずだけれど、重量は未測定。(純正約7kg、SYMSのFパイプが5kgだそうなので似たものだろう) |
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ATS カーボンツインに交換 |
5.5kg |
純正フライホイール+ディスク+カバーが17.2kg、ATS製が11.7kg。 |
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差し引き5.4kgはかなりデカい!後方視界も改善。交換の際はトーションバー交換も忘れずに。 |
VOLTEX GTウィング(type2V)に交換 |
2.8kg |
GDAやスペC用のチビ羽よりは重くなってしまった。ただし高速走行時の安定性はかなり向上。軽量化というよりは機能パーツ。 |
カーボントランク(高勢スタウト)に交換 |
5.6kg |
ノーマルが約10kg、カーボンが約4.4kg。かなり貴重な軽量化源。 |
トランク トーションバー撤去 |
740g |
カーボントランクだと、外さないと危険。けっこう大物。 |
トランク トーションバーステー撤去 |
314g |
トーションバーを外せばここも不要。 |
FウインドウをspecC用に交換 |
0.9kg |
飛び石でヒビが入ってしまったため交換。 SPEEDGLASS製なら約2.8kgも軽くなるので、そちらがよかったかも。 |
前席左右ガラスをspecC用に交換 |
2kg |
1kg/枚は案外大きい。 |
1355g |
音がちょっぴりレーシーになります。 軽量化、吸気効率向上、気分高揚と一石三鳥を狙える(※注:ダクト追加してますがその分は未測定) | |
トランクボード撤去 |
1kg |
外すと、一気に見た目がアレな感じに。 |
サイドスカート撤去 |
2.5kg |
外すとクリップの穴が開いてます。 |
スペアタイヤ上の板 2.1kg トランクカーペット 0.6kg トランク内メルシート 1.0kg トランク内装+リアシート裏遮音材 3.0kg |
計6.7kg |
これでspecC同等のドンガラ状態。 車両購入時からこうする予定だったので、純正OPのトランクマットを購入済み。 |
床、リアホイールハウスメルシート+ カーペット裏の綿 4.4kg リアシート座面メルシート 0.8kg フロアトンネルメルシート 320g フロアトンネルインシュレータ 1.05kg トーボードインシュレータ 6kg |
計12.5kg |
熱害の噂も聞かないでもないが、全部撤去。ちなみにトーボードインシュレータを全部取るのはかなり大変。二度としたくない作業。 |
後席エアコンダクト |
0.6kg |
無くてもそれほど実害はないと思う。…後部座席に乗ったことがないので分からないが、そう思いたい。 |
シフトブーツリング 140g |
計3.1kg |
これだけ外すと、走り出しから軽さを実感できます(嘘) 車両重量1440kgに対する比率は0.20833%で、パワーウェイトレシオはなんと驚きの約0.0107143kg/psも向上しました。 馬力だけを上げて同等の効果を得ようとすると、約0.58psが必要になる。ちなみに人1人は約0.7psらしい。意外と効果がある? |
リアストラットカバー 両側で180g ベルトカバー+ステー、スタッドボルト 320g ホーン1ヶ 175g クラッチスタートスイッチ 50g バッテリー周り配線固定用ステー 80g キーレスユニット 60g |
計865g |
・リアストラット上部の鉄製のカバー。湿気が篭り、サビの温床だったので外した。 |
ボンネットロッドのアルミ化 |
315g |
10φアルミ棒で制作。重量は210g。純正は525g。 |
ボンネットインシュレータ撤去 |
350g |
ボンネットの塗装焼けがちょっと心配。 |
ダイナミックダンパ(デフメンバー部385g×2) |
770g |
デフのうなり音に関係?詳細不明。 |
ウォッシャータンク小型化+リアホース撤去 |
560g |
ウォッシャーは10回ぐらいしか噴けなくなる(笑) |
スロットルケーブルステー簡略化 スロットルプーリー撤去 |
40g+35g |
ステー切除で40g、プーリー撤去とスペーサー追加で35g。 |
オリフィス アセンブリ クラッチ撤去 |
400g |
GDAA〜F用のレリーズシリンダASSYに交換が必要。詳細はリンク先で。 |
クラッチ配管をスペックC化 |
約240g |
スペックC用のマスターシリンダASSYに交換が必要。こちらも詳細はリンク先で。 |
65g |
純正ホースより市販のシリコンホースの方が肉薄、軽量。 | |
ECU取り付けステー、カバー撤去 |
1035g |
ステーが以外と重い。ECUはグローブボックス内に移設。 |
245g |
トランク内の燃料タンクのカバーを、ポリプロピレンの段ボール(プラダン)で作成。280g-35g=245g。 | |
シフトブーツプレートのアルミ化 |
240g |
純正300g、アルミ製60gで240gの軽量化。 |
ジャッキステー撤去 |
330g |
作業中にちょっとボディに穴が空いたが、気にしない方向で。 |
タイダウンフック・ステー撤去 |
670g |
すぐ外せるフックとボルトだけなら470g。車体に溶接されているステーが約200g。 |
ダッシュボード下のメルシート |
約70g |
接着剤ビッチリなので、重量のわりに非常に手間。 |
グローブボックス、リレーステー肉抜き |
約100g |
手間の割には微々たるもの。 |
ボルト、ナット、ビス交換 |
約140g |
正確に量れていないが、ボルトを短いものに交換したりフランジナットを通常のものに変えたり。 |
アルミボルト・ナットに交換 |
約170g |
強度が必要ないと思われる部分を交換。上で交換したものを、さらにアルミに変更した重量も含む。 |
配線間引き |
約250g |
超手間。キーレス絡み、フォグ、リアスピーカー関係の配線を撤去。思い切ればもっと減らせるが。 |
灰皿照明の撤去 |
20g |
カプラ根元から端子ごとぶっこ抜き。 |
トランク・フューエルオープナー撤去 |
580g |
ちょっと不便。あまりお勧めしない。ガソリンスタンドではやや不審な目で見られる。 |
アンプリファイア アセンブリ アンテナ撤去 |
160g |
FMトランスミッターは問題なく受信できた。 |
ノイズ サプレッサ アセンブリ撤去 |
165g |
アンプリファイアASSYを外した時点で無用の長物。 |
リアワイパー撤去 |
1420g |
液体ワイパーを効かしていれば、視界の悪化はさほど気にならない。 |
リアシート |
(12.1kg) |
サーキット走行時のみ外します。トランクスルー機構のため意外と重い。 |
助手席 | (17.8kg) | サーキット走行時のみ外します。 |
合計約87.766kg(サーキット時:117.666kg) | ||
バネ下重量編 | ||
E型用アルミラテラルリンクに交換 |
880g |
E型は4本で3000gと、880g軽量。C型用(3880g/1台分)に比べてトレッドが約5mm拡大。 |
ダイナミックダンパ(リアキャリパー部410g×2) |
820g |
たぶんブレーキの鳴きに関係。 |
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PFC 3Dローター(8.6kg/枚) |
3.8kg |
21-17.2=3.8kg。SCR-PROよりはちょっと重くなったが、純正よりはだいぶ軽い。 |
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RAYS RE30 9J+43 7.2kg×4 |
8.8kg |
GDB純正は9.4kgらしいので1本あたり2.2kg軽量化。タイヤも255化により重量増…と思ったら。(下記参照)。 |
DUNLOP Z1☆(255/40R17)に交換 |
(0kg) |
Z1☆(255/40R17)と純正のRE070(225/45R17)はいずれも12.8kg/本のようで差し引き0。 |
APEX N1ダンパー(garageTT オリジナル)
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6.8kg |
garageTT
のジムカーナ用オリジナルセッティング。 ちなみに純正ストラットの重量はF:8.4kg/本、R:8.6kg/本。 |
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ブレーキシム |
260g |
ブレーキタッチも向上し一石二鳥。 |
BP/PL用ハブASSYに交換 |
400g |
GDB純正よりBP/BL用ハブ、ナックルASSYの方が軽い。 |
バックプレート撤去 |
770g |
軽量化…というより熱害対策。 |
合計約22.53kg | ||
車両重量(カタログ値)に含まれないもの | ||
ナンバーフレーム取り外し(前後) |
250g |
このためだけに陸運でリアナンバーの封印を外してもらった。 封印付け直し代金で財布も軽量化できて一石二鳥(笑) |
オーディオ・ETC関係の配線を短縮 |
0.5kg |
労力に見合う効果かは不明だが、必要十分な長さまで切断した。結構?バカにならない。 |
ETCステー |
40g |
純正カードホルダーを外したスペースに、鉄製ステーを外したETCを格納。 車両重量の0.00277%もの重量があり、燃費が劇的に向上しました(嘘) ……が、SEVやトルマリンなんかよりは効くと言ってよい。 |
純正ジャッキ 1.9kg 車載工具 0.4kg |
2.3kg |
数値だけでも参考までに。走る時にはどうせ下ろすから関係なし。 |
スペアタイヤ |
??kg |
走る時にはどうせ下ろすから関係なし。 |
純正フロアマット |
??kg |
同上。 |
合計約3.1kg+α | ||
重量増加分 | ||
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オクヤマ・フロアブレースVer.2【改】 |
3.6kg |
単体で約6.0kg、ナットプレート0.8kgと合わせて約6.8kg。純正補強バーが約3.2kgで、差し引き3.6kgの重量増。 |
無印本物・マッスルインナーB1 |
1.3kg |
小さいので増加分は知れている。 |
マルシェ・スーパー筋金くん |
2.5kg |
明らかに重量増を上回るメリット。 |
マルシェ・筋金くんTRACTION |
2.2kg |
リアストラット周りにクラックが入ったこともあり、個人的に不可欠なパーツ。 |
マルシェ・Pやまサポート |
0.5kg |
フロントメンバーの重要部を補強。強化マンタは約2.5kg、C型純正は約2kg。 |
E型以降用純正筋金くん(?) |
140g |
単体重量360g/本。D型以前のペラペラの板(290g/枚)と比較し、片側あたり70g増。 |
リアタワーバー |
未測定 |
純正OPのリアタワーバー。アルミオーバルシャフトタイプ。 |
KYOEI レーシングコンポジットR40 |
260g |
強度のあるクロモリ製に交換。1本40gで、1本27gの純正より重い。20本で約260gの重量化。 |
TAKATA 4点式ハーネス |
1.8kg |
世界最軽量らしいが、それなりに重さがある。 |
クスコ マスターシリンダストッパー |
750g |
タワーバーと一体型のもあるが、あれならもっと軽いかも? |
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追加メーター類 |
890g+α |
純正OPの3連メーター+ブースト計と、HKSのサーキットアタックカウンターを装着。 サンドイッチブロック撤去絡みで355g軽量化。 ちなみにメーターフード+メーター4個(センサー類・コントロールユニット、ケーブル含まず)で890g。 |
オーディオ関連 |
約2kg(推定) |
ナビ本体は故障にて撤去中。 フロントスピーカー(16cm)約790g×2を外し、リアスピーカー(12cm)690g×2をフロントに移植。あとはアンテナユニットの重量。 |
某セキュリティ |
測定不能(2kgぐらい?) |
クルマ盗られたらかなわないので。 |
自作旋回チャンバー |
200g |
これで残1目盛りでも余裕。実質的には、20〜30L程度の燃料分の軽量化が可能に。 |
ピロアッパーマウントに変更 |
未測定 |
ゴムアッパーより重いはずだが未測定。ちなみにフロントのワイドアングルアッパーは両側で2750g。 |
計約18.14kg+?? |
以上から軽量化分は約87.766kg+22.53kg=110.296kg、増加分は約18.14kg+α。
実質的な重量(カタログスペックに相当)は1440-110.296+18.54+α=1348.24kg+α(助手席・リアシート外しでさらに29.9kg減の1318.34kg)となる。
計算上は素スペCの1350kg切りを達成!!
ちなみにパワーウェイトレシオは1353.8÷315.2=4.277kg/ps(1318.34÷315.2=4.18kg/ps)。
なおカタログスペックは乾燥重量らしいし、実重量がどれぐらいかは測定してみたいところ。
【2009.12.28追記】
リアシート撤去、助手席ありの状態で測定してみました。気になる実測値は1349.0kg。
ちなみに燃料は目盛り半分、助手席は残っているがリアシートは撤去しており、車内には運転席フロアマット・消火器・牽引フック・エアゲージ・ナビ本体が残された状態。リアセンターシートベルト(355g)も装着していた。積載物をすべて降ろせば、ナビありでもさらに2-3kgぐらいは軽そう。助手席まで全て外せばもう20kgぐらい軽くなるので、最高で1330kg前後ぐらいか。
なおハイオクの比重は約0.77なので、目盛り半分時の残量が30Lとすればガソリンの重量は約23.1kgほど。空タン・助手席外しの場合の車重を考えると上記の1330kgからその分がさらに差し引かれる計算で、その場合の重量は1307kg前後ということになる。
ところが上に記している通り、外したパーツたちの重量を参考にして計算した車重は約1324.9kg(注:測定時の仕様で)ぐらいのはず。どうも実際の車重が10kg以上も軽すぎる計算になるので何かが間違ってるんだろうけど、とりあえずまぁいいや。外したパーツの測定もかなり誤差があるはずだし。ともあれ、実測値を知ることができたのでかなり参考になった。
【追記の追記】
2012.12.18現在、2009.12.28の車重測定後に行った軽量化はトランクトーションバー撤去(740g)、同ステー撤去(314g)、リアワイパー撤去(1420g)、ATSカーボンツインへの交換(クスコとの差し引き1kg)、前席両側スペCガラスへの交換で、合計約5.5kgほど。一方でPFCローターの導入に伴い約1.4kg増。測定時より4.1kg軽くなる計算で、空タンなら1303kg前後といったところか。カーペット外せば空タンで1300kgを切れそう。
【総評】
マフラー、ホイール、足回りやシートなどはspecCでも同等まで軽くできるはず。
…と考えると、実質的にはspecCとの差はそれほど縮まってません。スペCズルイです。
素STiのストック状態で素specC(エアコン無し)とは90kgの差がありますが、これだけ手を入れてトントン。
※
何で素直にspecCを買わなかったの?と思われる方も多いでしょうが、specCにはキャリアが付かずトランクスルーもありません。
冬場にはゲレンデに出撃することが多いので、板を積んで行けないspecCは辛いです。
でも今になって考えてみると、specCに素STiのトランクスルーを移植すればよかっただけ
のような…。。